ウーブン・バイ・トヨタについて
ウーブン・バイ・トヨタは、トヨタの100年に一度のモビリティ・カンパニーへの変革に寄与していきます。「自分以外の誰かのために」発明を続けたという歴史からインスピレーションを受けた私たちのミッションーそれは、モビリティの定義を拡げ、そしてモビリティが社会に貢献する方法を拡張し、人を想うイノベーションで、モビリティの常識に挑み続けることです。
私たちは4つの柱を中心に活動しています:自動運転・先進運転支援システム技術のAD/ADAS、SDV(ソフトウェア定義車両)のための車両ソフトウェア生産プラットフォームであるArene、モビリティのテストコースであるWoven City、そして協業基盤を支えるデジタル・インフラストラクチャのCloud & AIです。また、ビジネスに不可欠な機能がこれらのチームの実装を下支えし、一丸となって「事故ゼロ社会」と「幸せの量産」の実現に向けて取り組んでいます。
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チームについて
トヨタはモビリティの意味を再定義します。ヒト、モノ、情報、そしてエネルギーを動かし、モビリティの常識に挑み続けます。Woven Cityでは、このような様々なモビリティを生み出し、試すテストコースとして、ヒト中心の街・実証実験の街・未完成の街をコンセプトに、幸せの量産を目指します。
Woven Cityには未来のモビリティへの想いを共有する多様な仲間が集まります。Inventors(インベンターズ/発明家)、住民、ビジターは、ヒト・モビリティ・社会インフラが連携する街の形をしたテストコースで、生活をしながら様々なプロダクトやサービスを実証します。
私たち「Spatial Information Solutions」チームは、Woven City における幅広い実証プロジェクト、開発活動、街運営を支える空間情報の開発・管理・活用促進を担っています。
Woven City で必要とされる空間情報は、単なる 3D 形状データではありません。各要素の詳細な属性情報や位置情報も含まれており、多様なエンジニアリング用途に対応できることが求められています。エンジニアリングでの活用が中心であるため、データが実際の建物やインフラと常に整合していることが不可欠です。そのため、空間情報は現実世界の変化を反映して継続的に更新される必要があります。また、コンピュータによる処理を前提に、機械可読であることも求められます。
Woven City は「共創」を基本理念としているため、その情報基盤である空間情報は一元的に管理されなければなりません。すべてのステークホルダーが同じ情報にアクセスできるようにすることで、開発成果やサービス間の相互運用性を実現します。さらに、全員が正確な情報を利用することにより、誤ったデータに起因する無駄な手戻りや非効率をなくすことができます。
また、すべてのステークホルダーが、必要なときにシームレスに空間情報へアクセスできる環境を整えることも重要です。各ユーザーが、自分の目的に最適な形式で、必要な情報だけを抽出できるようにする必要があります。
これらの取り組みを通じて、私たちのチームは Woven City が実証実験の場として効果的に機能するよう、継続的に貢献しています。私たちと共にこのチームに加わることで、都市の中核となる情報インフラを構築する、非常に重要かつ影響力の大きい、やりがいのある仕事に携わることができます。
Woven Cityに関する詳細は、以下をご覧ください:https://www.woven-city.global/
求める人材
Woven City における多様な技術開発や都市運営を支える空間情報の開発・管理・利活用促進をリードできる Spatial Information Engineer を求めています。
このポジションでは、建築設計のために作成された BIM(Building Information Modeling) をベースとした空間情報を扱います。この空間情報を、製品開発など多様なエンジニアリング目的で活用可能な、機械可読で信頼性の高い情報へと整備していくことが重要です。
業務には、空間情報およびそれに基づく BIM データの仕様や標準の策定、構築・更新プロセスを効率化する自動化ツールの開発、ユーザーが空間情報に効率的にアクセス・活用できるためのツールの設計・開発も含まれます。
この職務を遂行するには、BIM データに関する実務経験、BIM データ構造や関連ソフトウェアに関する深い理解に加えて、データベース、クラウド環境、プログラミングに関する一般的な知識が求められます。
また、社内外の関係者と連携しながらプロジェクトを推進していく上で、高いコミュニケーション能力とリーダーシップが不可欠です。ユーザーのニーズを的確に理解し、ユーザー視点で空間情報の開発・利活用に取り組める姿勢も重要です。
深く幅広い技術的知見を備え、部門横断的な連携の中でリーダーシップを発揮しながら、この実証実験の街のデジタル情報インフラを構築することに情熱を持てる方を歓迎します。
業務内容
空間情報およびその基盤となる BIM データの仕様策定
主建築物に関する BIM データ開発の調整および、その他のプロジェクトにおける社内 BIM データ作成の推進
空間情報の開発(BIM モデルへの情報追加、機械可読性の確保、派生データの生成など)
空間情報の管理(更新計画、ユーザー管理など)
空間情報を活用するためのツール開発(専用Webアプリケーション、データ抽出手法、API、データ生成の自動化など)
ユーザーニーズの収集・分析とそれに基づいた開発計画の策定
空間情報ユーザーへの技術サポートとアドバイスの提供
必須条件
建築、機械設計、空間情報、土木工学、情報工学などの関連分野での学士号
建築設計または機械設計ソフトウェアでの実務経験(5年以上)
ビジネスレベルの日本語能力
ビジネスレベルの英語能力
プログラミング言語に関する基礎的理解
歓迎条件
BIM モデルのデータ構造に関する技術的理解および他ソフトウェアとの統合経験
建設現場での BIM 実務経験
BIM 活用に関する国際標準、規制、最新技術動向の知識
クラウドおよびデータベースに関する技術的理解
優れたコミュニケーション能力とユーザー対応能力
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注意事項
・通常、すべての面接はGoogle Meetで実施いたします。
・現在募集中の求人票は英語版と日本語版の両方で掲載しております。つきましては、いずれか一方のみにご応募いただきますようお願い申し上げます。
・ご応募の際には、できるだけ英文レジュメのご提出をお願いしておりますが、何らかの理由で日本語職務経歴書をご提出いただいた場合、ポジションによっては選考過程で英文レジュメの提出をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。
待遇・福利厚生
・経験に基づく業界水準に見合った給与
・勤務時間 :フレキシブルな勤務時間
・年次有給休暇:年間20日(初年度は入社月により日数が異なる)
・私傷病休暇:年間6日(初年度は入社月により日数が異なる)
・休日:土日、祝日、その他当社が定めた日
・社会保険:健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険、介護保険
・住宅手当
・退職金制度
・レンタカーサポート
・社内研修制度(ソフトウェア学習・語学学習)
私たちのコミットメント
・当社は機会均等な雇用を実現し、多様性を尊重しています。
・お預かりした個人情報は、採用および入社手続きにのみ使用いたします。詳細については、個人情報規約をご覧ください。