知的財産スペシャリスト

ウーブン・バイ・トヨタについて ウーブン・バイ・トヨタは、トヨタの100年に一度のモビリティ・カンパニーへの変革に寄与していきます。「自分以外の誰かのために」発明を続けたという歴史からインスピレーションを受けた私たちのミッションーそれは、モビリティの定義を拡げ、そしてモビリティが社会に貢献する方法を拡張し、人を想うイノベーションで、モビリティの常識に挑み続けることです。 私たちは4つの柱を中心に活動しています：自動運転・先進運転支援システム技術のAD/ADAS、SDV（ソフトウェア定義車両）のための車両ソフトウェア生産プラットフォームであるArene、モビリティのテストコースであるWoven City、そして協業基盤を支えるデジタル・インフラストラクチャのCloud & AIです。また、ビジネスに不可欠な機能がこれらのチームの実装を下支えし、一丸となって「事故ゼロ社会」と「幸せの量産」の実現に向けて取り組んでいます。 ========================================================================= チームについて Legal & IPチームは、法律やコンプライアンスの遵守、そしてWoven by Toyotaの全ての開発成果を知的財産によって保護する責任を担っています。私達のチームのミッションは、知的財産の面から、ウーブン・バイ・トヨタおよびトヨタ自動車のビジネスと開発を支援することです。 求める人材 私達は、特許戦略に基づき、より良い特許ポートフォリオの構築を積極的に推進する情熱を持ったIPスペシャリストを求めています！ウーブン・バイ・トヨタが生み出す革新的な技術を知的財産の面から保護・活用し、モビリティ社会の実現に向けて共に取り組みましょう！ 業務内容

研究開発戦略および事業戦略を踏まえた知財戦略を企画・実行し、特許取得や第三者の特許クリアランス活動等を通じて、特許ポートフォリオを構築すること

特許活動に不可欠な特許調査および分析

研究開発テーマに基づく知的財産戦略に沿って、コンピュータ、ソフトウエア、AI関連の発明について特許を取得すること

必須条件

ソフトウェア関連の発明に関して、発明者および特許弁護士・弁理士との議論を通じた発明のブラッシュアップおよび特許出願クレームの作成実務における経験（少なくとも３年以上）

特定のR&D分野において特許戦略を立案し遂行した経験

日本および米国の拒絶理由通知（Office Action）への対応方針を決定した実績、特に米国においては、均等論による権利行使制限（prosecution estoppel）、Phillips基準、BRI（Broadest Reasonable Interpretation）基準など、クレーム解釈に影響を与える要素を考慮した対応経験

日本および米国の特許審査実務に関する専門的知識、特にコンピュータ関連／ソフトウェア実装発明についての知識（例：米国特許審査便覧（MPEP）、Alice判決など重要な裁判例）

流暢またはネイティブレベルの日本語とビジネスレベルの英語能力（TOEICスコア860以上）

歓迎条件

IPランドスケープや特許戦略等、特許活動の目的を理解した上で個別案件の優先順位を付ける能力

他社との協業における特許活動のために、秘密保持契約、共同開発契約などの技術契約の重要性を理解していること

FOSSについての一般的な知識を有していること

弁理士資格を有すること